7月18日(金)に、本校にて社会人講演会を実施しました。
講演していただいたのは、現在フリーランスの通訳として活躍されている内田美那さん。
内田さんは、東京外国語大学言語文化学部に入学後、マレーシア語を専攻しました。また、大学に存在しなかった吹奏楽団を立ち上げ、在学中は楽団での活動とマレーシア語の勉強に没頭したそうです。
卒業後は一年間、高校で英語科教師として教鞭をふるった後、通訳として道を歩み出し、TV局通訳・企業通訳・VIP通訳として英語・マレーシア語を駆使して、異言語・異文化間の橋渡しをしました。
講演終了後、生徒から「通訳という仕事の将来性について」という質問がありました。
内田さんはご自身の経験を交え、「通訳は言語能力だけではなく、その場にいる人の生活・文化などの背景を考えつつ、話の文脈に相応しい言葉を紡ぐことが重要。それは共感力をもつ人間にしかできないことだと思う」と回答。
生徒は深くうなずいていました。